なぜスポーツや運動が嫌いと感じるのか?

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スポーツや運動は、

好きですか?

嫌いですか?

 

好きや得意な人は、

なぜ上手くいくのでしょう。

嫌いや苦手な人は、

なぜ上手くいかないのでしょう。

 

それは、

スポーツや運動以前の

基本的な動きに違いがある

かもしれません。

 

スポーツや運動を

中学校で習う数学に

置き換えさせてください。

 

皆さん「一次関数」

解いたことありますよね?

 

懐かしいですね!

 

その「一次関数」を

解きたいとしましょう。

 

まったく何も知らない人に

解いてくださいと

問題を出してみても、

解けないのは当たり前です。

 

今までに小学校の算数を

学んできたから、「一次関数」を

解くことができるのです。

 

では、中学校で習う「一次関数」

までの学習のつながりを

見てみましょう。

 

「一次関数」   中2

    ↓

「比例・反比例」 中1-小6

    ↓

「倍数・約数」  小5

    ↓

「四則計算」   小4

    ↓

「表やグラフ」  小3

    ↓

「かけ算・わり算」小2

    ↓

「たし算・ひき算」小1

    ↓

「100までの数」小1

    ↓

「数を数える 」 就学前

 

少なくともこのような、

つながりがあります。

 

「一次関数」を「スポーツ」と

置き換えるとそれまでに

身につけるべき動きが

「比例・反比例」~「数を数える」

 

になるのです。

 

「スポーツ」ができない、苦手

というのは、それまでに

身につけるべき動きを

身につけていないから

 

できない、苦手になってしまう

可能性が高いのです。

つまり、

「比例・反比例」~「数を数える」

 

までの質が高ければ、

「一次関数」は、簡単に

解けるでしょうし、

質が低ければ難しいと感じます。

 

スポーツや運動もそれと

同じことが言えるのです。

 

「スポーツ」は、様々な動きの

組み合わせからなります。

 

例えば、サッカーでは、

走る、止まる、蹴る、跳ぶ、

避ける、ひねる、回るなどの

動きがあります。

 

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野球では、

走る、打つ、投げる、

跳ぶ、捕る、滑る

しゃがむ、ひねる、力をためる

 

などの動きがあります。

 

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これらの動きは、

日常生活や遊び、

運動の中で繰り返し行い、

身につけていきます。

 

走る、止まる、

跳ぶ、回るなどは、

「たし算・ひき算」

「数を数える」と

 

同じように、

 

幼少期から繰り返し行い、

無意識レベルまで

身につけておくべき

動きなのです。

 

幼児期運動指針

文部科学省)における

3歳~6歳の幼児期の

 

運動発達に応じて

経験しておきたい

「36の基本動作」

 

というものがあります。

 

36のも動きを、

プレゴールデンエイジ

と呼ばれる

 

3歳~8歳まで

(できるだけ早く!!)

に経験させて

おきたいものです。