子どもにサイズの大きな靴を履かせていませんか?
成長が早い子どもの足。
どうせすぐ大きくなる
だからといって、
大きめの靴を選んでいませんか。
合わない靴を履き続けること
による足や身体への影響やトラブル
について、紹介します。
子どもの足の骨は大人と違って、
ほとんどが軟骨です。
サイズの大きな靴を履いて
走り回ると、靴の中で足が
動きすぎてつま先にぶつかり、
指が曲がってしまうなど、
子どもの足は簡単に変形して
しまい、歩き方まで変わって
しまう危険があります。
足の裏には、3つのアーチがあります。
足の内側と足の外側に
ある縦のアーチ、その2つのアーチを
ドーム状につなぐ横のアーチです。
この3つのアーチがバランスよく
働くことで、健康な足が保たれます。
ところが、合わない靴を履いて
いると、疲れやすくなったり
動きにくくなったりして
自然に運動量が減ってしまいます。
その結果、本来バランス良く
支えるべき足の筋肉が十分に
つかず、アーチバランスが崩れて
しまうのです。
3つのアーチのバランスが崩れると、
足が内側に傾いてしまったり
外側に傾いてしまったり
して体重のかかり方が偏ってしまいます。
そうなると姿勢が悪くなったり、
運動能力が低下したりしてしまいます。
子どもは、たとえ靴が足に
合っていなくても、
自分から痛みや違和感を
訴えることはほとんどありません。
しかし、痛がらないからといって
合わない靴を履き続けていると、
将来、さまざまなトラブルを
引き起こします。
ぴったりの靴を履けば、子どもたちも
思いっきり遊べるものです。
遊ぶことは成長すること。
健やかな成長のために、足に合ったシューズを選んであげてくださいね。